2016年12月1日木曜日

神様との懸け橋 "鈴の緒"

師走朔日、今年も残すところ一か月となりました。
さて、皆様がお参りに来たことを神様へ知らせる為に鈴を鳴らしますが、その鈴に下がっている紐を「鈴の緒」と申します。水天宮の腹帯「御子守帯」もまた鈴の緒といい、その歴史は江戸時代まで遡ります。
 
 赤羽根の久留米藩上屋敷内に水天宮が鎮座していた頃より、鈴の緒には晒が使われておりました。当時、鈴の緒のおさがりを腹帯としてお使いになった方が、殊のほか安産であったことから、たちまちこの評判が人づてに広まりました。
爾来、鈴の緒と同じ生成りの晒を戌の日早暁ご祈祷し、安産御守として皆様にお分かちしております。

2016年11月15日火曜日

献茶祭のご報告

小春日和の佳き日が続いております。境内も多くの七五三詣のお子様で賑わっております。
さて、去る11月3日に献茶祭を斎行致しました。当日は、表千家若宗匠千宗員様ご奉仕により薄茶と濃茶が点てられ、御神前にお供え申し上げました。

2016年11月1日火曜日

豊葦原水穂国

昨日はハロウィンということで、都内各所では仮装した若者達で賑わっていたようです。ハロウィンは古代ケルト民族の収穫祭が起源といわれています。

日本でも11月23日に全国の神社で新穀感謝のおまつりである「新嘗祭」(にいなめさい)が行われております。この日、宮中では天皇陛下が神々に新穀を捧げ、御自らもお召し上がりになります。
 また、日本神話の中で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)から孫である邇邇芸命(ににぎのみこと)を通じて日本へ稲作文化が伝えられたことが記されています。

日本人の主食であるお米は、神道において最も重要な食べ物と位置付けられているほどです。
毎朝の神様への食事のお供え(日供)では、先ず最初には必ずお米がお供えされます。当社では神様へお供えしたお米は、お下げした後に小さな包みに入れ、「御饌米」として御朱印をお受けになった方等にお分けしております。これは、神様へお供えしたものを皆で分け合って頂戴する「神人共食」と云われ、神様のおちからを頂き、ご加護を授かることができるとされてきました。

11月23日は、日本人としてこの国が悠久にそして豊かに稲穂の実る国であることに感謝したいですね。

※表題の「豊葦原水穂国(とよあしはらのみずほのくに)」は、稲が豊かに実り栄える国という神話にある日本の美称です。

2016年10月15日土曜日

神社と結び


 様々なこと取り組むには最適なこの季節。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今、たち巫女の間で話題となっていのは記録的に大ヒットしている映画と共に、 
の作品の中にでてくる「神社」「結び」についてです。

この作品では、映像美の素晴らしさはさる事ながら、「神」「人」・「時間」・「命」のつながり、日本の伝統工芸である組紐等を通じて、「むすび」巧みに表現されております。
神道において「むすび」は、「産霊」「魂」等と表記され、「カミムスヒ」、「タカミムスヒ」の神様としてあらゆるものを生み出す力をもってらっしゃいます。 


2016年10月1日土曜日

尊い御守

早いもので、新しい社殿で皆様をお迎えするようになり半年がたちました。
御妊婦様はじめ多くの皆様がお参りされ、御守をお受けになります。御守を受け取った皆様の嬉しそうな姿を見ると、こちらも温かい気持ちになります。
しかし最近では、一度お受けになった御守を取り替えたいとおっしゃる方がいます。
御守には神様の御霊(みたま)が宿っており、尊いものです。一度どなたかへおわけした御守は、やはり別のものがよかったのでと返されたとしても、それを他の参拝者へおわけすることはできません。お店で扱っている商品とは異なりますので、交換・返品は致しかねます。
御心のままにお受けした御守は、お願い事が成就するまで大切にお持ち頂ければと思います。

2016年9月15日木曜日

日々の心構え

今年も台風をはじめ地震等の自然災害が全国で頻繁に起こっております。
さて、9月1日は防災の日でしたね。
「防災の日」は大正12年9月1日に起こった関東大震災を契機に、昭和35年に制定されました。この日は防災訓練や災害に対する意識を高めるための催しが各地で行われます。
水天宮でも本日、職員全員による防災訓練を行いました。
消火訓練の様子です。
 今回、新社殿で初めての防災訓練でしたが、非常時の対応や避難経路を知る事で、緊急事態が発生した時の行動手順等を改めて確認できました。いつ起こり得るかわからない災害に対し、防災訓練を行うことはもちろん普段からの職員同士の連携がとても大切なことをつくづく感じた防災訓練でした。
***ミニ知識***
避難時の標語「お・か・し・も」を知っていますか?
「お」⇒押さない。「か」⇒駆けない。「し」⇒喋らない。「も」⇒戻らない。
避難する時は、落ち着いて行動しましょう。

2016年9月1日木曜日

生姜パワーで残暑を乗り切る!

 9月になりましたが、本日も30度を越える暑い1日となりそうです。
さて、今回は「生姜パワーで残暑を乗り切る!」 と題して、皆様へお伝え致します。
香辛料や薬として紀元前より世界中で広く使われていた生姜は、現代でも日々の食事や漢方薬、健康食品として私達の生活に欠かせないものです。生姜の効果・効能は血行を促進して体を温めたり、免疫力を高めることで知られています。
この夏より、参集殿3階待合室で生姜を使った飲み物「冷やしあめ」を皆様にお出ししています。
                            ☆製作・協力:玉英堂