2018年6月15日金曜日

~お礼参り=神様ありがとうございました~

東京では雨や曇りの日が続いております。
さて、今回は皆様から質問の多い「お礼参り」についてご案内いたします。
お礼参りとは、神様にお願いしたことが叶った後、御札や御守をお志と共に神社に納め、神様に御礼のご奉告をすることをいいます。
水天宮では、安産祈願後に無事出産されてお礼参りに来られる方が多くいらっしゃいます。出産後のお礼参りは、次の2つの方法どちらかで行います。ご参考になさって下さい。

2018年6月1日金曜日

"赤"に宿る力

梅雨の季節となり、湿気の多い日も多くなりますね。
さて、今回のブログは”赤”をテーマにおおくり致します。
下記写真は、江戸鎮座二百年奉祝祭を記念し、江戸時代の浮世絵に描かれていた水天宮の赤い幟(のぼり)を再興し、掲げたものです。

「百福駢臻」(ひゃくふくならびいたり)    「千祥鱗集」(せんしょうりんしゅうす)

2018年5月15日火曜日

地口 ~江戸の言葉遊び~

去る5月3日、早朝の大雨から一転、晴天の中、江戸鎮座二百年奉祝祭が滞りなく斎行されました。この節目を期とし、職員一同更なる努力をして参る所存でございます。

さて今回は江戸中期頃から流行った「地口(ぢぐち)」という言葉遊びのひとつをご紹介いたします。
「情け有馬の水天宮」という駄洒落を聞いたことがあるでしょうか?
「なさけがある」を「情け有馬」と言い換えて、江戸っ子たちの流行語になったそうです。
 
※東都名所芝赤羽橋之図(国立国会図書館蔵)川の向こうの塀が水天宮のあった有馬家上屋敷です
今からちょうど200年前の文政元年(1818年)、第九代藩主有馬賴徳公により国元の久留米から江戸の久留米藩邸内にご分祀されたのが水天宮のはじまりです。当時、江戸の人々の信仰は厚く、塀越しにお賽銭を投げ入れる人が後を絶たなかったそうです。そこで、時の藩主は毎月5日に限り屋敷の門を開け、庶民にお参りを許しました。有馬家の情け深い温情に感謝し、この「情け有馬の水天宮」が生まれたといわれています。
 同じような地口には、「恐れ入谷の鬼子母神」、「びっくり下谷の広徳寺」」などもあります。現在では、2月の初午の頃に地口行燈(ぢぐちあんどん)として稲荷神社で飾られる所もあります。
江戸の人達の洒落っ気とユーモア溢れる言葉遊びは、時代を越えても面白く感じますね。

2018年5月1日火曜日

5月2・3・4・5・6日のお知らせ!!


新緑の季節を迎えております。
さて、この時期、お問い合わせが一番多い内容は、「大型連休時は混みますか?」という質問です!この時期は、全国各地より多くのご参拝の皆様がお参りにいらっしゃいます。
特に6日曜日が戌の日となり、境内が大変賑わい、子宝いぬの前では写真撮影で長蛇の列になるのではないかと予想しております。
5月3日(木)に江戸鎮座二百年奉祝祭が行われるため、前日の2日から当日にかけて、参拝やご祈祷のお時間に変更がございます。

★5月2日(水) 
 開門 閉門 : 7時~18時
 ご祈祷 受付 : 8時~15時
 御守・御朱印授与 : 8時~18時
 奉祝祭前日の準備のため、16時以降は本殿前境内で作業をおこなっております。正面階段から 鳥居をくぐってのお参りはできません。神札所に御用の方はエレベーターで2階へお進み下さい。

★5月3日(木) 江戸鎮座二百年奉祝祭斎行
 開門 閉門 : 14時~18時
  ご祈祷 受付 : 14時~17時
  御守・御朱印授与 : 14時~18時
 準備、祭典、後片付けのため、早朝から14時まで閉門させていただきます。14時より、通常通りご祈祷の受付、御守の授与を行います。駐車場は終日利用できません。
 
54日(金) 平常通り
 
55日(土)
 11時より例大祭が行われます。祈祷などの受付時間は平常通りですが、10時半~正午頃にご祈祷を希望される方は、待ち時間が長くなる事がございます。お参りの後にご予定のある方は、時間に余裕を持ってお越し下さい。

★5月6日(日)
 ご祈祷 受付 :8時~16時
 御守・御朱印授与 : 8時~18
大安の戌の日となりますので、大変な混雑が予想されます。安産祈祷では、ご妊婦様お一人様でのご昇殿となります。 

2018年4月15日日曜日

天之産(あめのむすび)


「千早振るかみの宮居に引く注連のなかくひさしき御代いのるなり」   


この歌は、久留米藩10代藩主有馬賴永(よりとう)公の奥方として、薩摩藩主島津家から嫁がれた有馬晴姫のお歌です。
神様のいらっしゃるお宮に張りめぐらされた長い注連縄のように平安な世が永く続きますように…という歌意です。藩邸内にあった水天宮の大神様への敬神の念を詠まれたと伝えられています。
現在、この和歌には曲と舞がつけられ、神楽「天之産」として奉祝祭の際、御神前に奉納されます。
神道において、「産霊(むすび)」とはすべてのものを「生み」、「生かし」、「育て」、「伸ばす」根源の力とされています。当社は、子授け・安産のみならず様々な思いを抱いている皆様が参拝にいらっしゃいます。水天宮の大神様の広大無辺の御神徳、そして産霊のお力をいただかれますよう、お祈り申し上げます。
晴姫様の「平和な世の中を願う思い」はいつの時代も同じです。私たち一人ひとりが生かし生かされているありがたさに感謝し、日々笑顔で過ごしていきたいですね。

2018年4月1日日曜日

皆様と共に歩み続けて参ります ~江戸鎮座二百年~


桜満開の中、新年度が始まりました。本日より新しい職員も入り、神社の歴史をはじめ、作法などの研修を行っております。

さて水天宮は、文政元年(1818年)、久留米藩江戸上屋敷に鎮座したのがはじまりで、今年で二百年を迎えました。

江戸の民から安産・子授けのお社として親しまれ、明治5年に現在の場所に遷座してからも、首都圏のみならず全国各地から多くの参拝者がいらっしゃいます。 

二百年記念事業として社殿の建て替えが行われ早年が経ち、広い待合室や境内全体の免震構造など、安心安全な神社として皆様をお迎えすることができますのも、偏に水天宮に関わる皆様のご支援、ご協力に感謝申し上げる次第です。
是非この記念の年にご参拝いただき、神様とのご縁をおつなぎ下さい。皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。


本年度もみすゞブログを宜しくお願い致します。

2018年3月15日木曜日

色彩美

ここ数日、暖かい日が続き、桜の便りももうすぐです。
さて、日本人は古よりとても繊細な色彩感覚を持っていたようです。中でも平安時代の女房装束、いわゆる十二単と呼ばれる貴族の女性たちの装束にみることができます。

十二単では、五衣(いつつぎぬ)と呼ばれる5枚の袿(うちぎ)を重ねて着るときに襲色目(かさねいろめ)という色の合わせ方のパターンが決まっており、行事や季節また身分や年齢などによって細かく使い分けていました。